ポツンと一軒家の主、喜彦さん実理さん夫婦に話を聞いた。家の中にはカウンターテーブルがあり、キッチンはもらい物のキッチンろリメイクしていた。もらい物に自力で煙突をつけた薪ストーブもあった。音楽ユニット「素和歌」として活動している2人は、捜索隊のリクエストに応えオリジナル曲「Blessing」を披露した。週末に関西圏で演奏している。高校の頃のバンド仲間で、卒業後は別々の道へ進んだ。喜彦さんは大阪の音楽専門学校に入学し、CD販売会社に就職した。23歳で実家に帰り農家を手伝った。最初の結婚をしてすぐに白血病を発症した。妹からの骨髄移植が成功した喜彦さんはその後、目の前の人に喜んでもらいたいと価値観が変わりチャリティーイベントで講演もしたと話した。実理さんは京都の美術短大に進み油絵を学んだ。テキスタイルデザインの仕事に就き38歳で独立。30代後半からゴスペル教室に入り、ライブに出るようになった。2人はSNSを通して再会し、音楽ユニットを結成した。再会から3年後に結婚し、ポツンと一軒家で暮らし始めた。