三菱地所はきょう東京・大手町で建設中の超高層ビル「TorchTower」の地下部分を公開した。事業部・成瀬隆彦主事は「地上から約30メートルの場所でビル9階から10階分の深さになる」と説明。この日は地下30メートルの場所で安全祈願が行われた。ことし夏には地上階の工事を始め、建物は2028年5月に完成予定。完成すれば地上62階建て、高さ385mと日本一の高さのビルとなる見通し。建物には商業施設やオフィス、2000人収容のホールなどが入る見込み。三菱地所は今後、東京駅に近いというリッチを活かしたアピールを積極的に発信していく考え。成瀬主事は「各地に旅行に行くきっかけになるような日本全体の魅力を発信するビルにしたい」と語った。