5000m級の峠をいくつも越える秋のヒマラヤ旅も12日間続いたが、その間の楽しみは美味しい料理。途中、年に一度のお祭ダサインに合わせ、解体したヤギを丸々1頭使った料理や、日本人スタッフを気遣った味噌汁や天ぷらなどヒマラヤとは思えない料理の数々が登場した。標高4510m、午前6時の気温は-9℃。調理は鍋の氷を溶かすところからスタート。卵も凍っているためお湯で溶かしてから割り入れ、溶かしたバターに溶き卵と水、塩を加えてスクランブルエッグを作った。他にはパンケーキや辛ラーメンも手早く調理。完成したが、湯気でカメラレンズが凍ってしまった。来れるタレントは誰かとなり、いるとしたらU字工事、アイドルならキスマイの千賀君などと話した。大谷さんは、冬のほうが最初から完璧に着込んでいるから暖かいと感じるという。辛いのはテントの撤収と建てる時だという。ナスDは、東京にいるときよりも体調を考えるという。今日が移動最後の日でティンギュー集落に着くという。目的地での取材が一切始まっておらず、今回の秋の取材は基本的には冬とかの為に物資を届ける取材だった。帰りも歩いて帰るが、ちょっと短いルートで6日ぐらいかかるという。1~3月にトッキュー村からティンギュー集落に向かう地元の人はよっぽどの理由がない限りいないという。出発し、ポーターが裸足で歩くのは靴を濡らさないために裸足で凍てついた川を渡るためだという。靴を履いたまま川を渡るとすぐに凍ってしまう。そして、案内人ヌルブさんの生まれ故郷ティンギュー集落に到着。