独裁的な政権が崩壊したシリアの暫定政権のシェイバニ外相はサウジアラビアに続いて5日カタールを訪問し、ムハンマド首相兼外相と会談した。この中で、暫定政権側からは、復興や新政府受立に向けたロードマップについて説明したほか、カタール側は人道支援などについて意見を交わしたとしている。シェイバニ外相はUAE(アラブ首長国連邦)やヨルダンも訪問する予定だということで、アサド政権の後ろ盾となってきたロシアやイラン以外の国々との新たな外交関係の構築を模索しているものとみられる。
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