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「US-JOINT」 のテレビ露出情報

レゾナック・ホールディングスは2020年に昭和電工が日立化成を買収し誕生、主導したのは当時、昭和電工取締役常務執行委員・高橋秀仁社長。その背景には成長事業がなく、安定性に欠けるポートフォリオを改革。半導体材料を中心に成長を遂げるという強い意志があった。買収や事業売却など矢継ぎ早に経営改革を進める高橋社長に世界で戦える会社になるために必要なことを聞く。高橋秀仁社長の経歴、レゾナックHDの業績を紹介。多様性の中に身を置いていたことが長かったことが経営観の根幹にある。レゾナックは半導体の後工程に強みを持っている。高橋社長は「半導体市場全体がAIにけん引されていることもあり今後10年間くらいは2桁成長があるだろう。これまでは半導体の前工程の微細化が牽引してきたが、前工程の微細化が限界に近づいている。後工程が注目されている。1つにチップを縦に重ねたり、横に並べたり、基盤を大きくしたり。レゾナックは後工程の材料は重要なものは15個ぐらい、そのうち10個を持っている。全てが世界トップクラスのシェアで技術的にも証明されている。後工程の材料はすり合わせが重要で作るのも面倒だが、1つ1つのマーケットが大きくない。競合として中国、韓国、アメリカ企業が入ってこない。AIの設計は今後グーグルやアマゾンなどシリコンバレーにあるテック企業が独自の設計をしてくると考えている。コンセプトをエンドユーザーと一緒に開発していけたらというのを狙ってUS-JOINTを立ち上げた」などと語った。日立化成の買収決断の背景について高橋社長は「2015年に入社したが、入ってポートフォリオに課題が多いと感じた。収益性が低くボラティリティが高く、成長事業を持っていなかった。このままではジリ貧だとなんとかしたいと思いっていた。日立化成は半導体後工程に使う材料開発に強み。素材自体を手の内化することで色々とシナジーが発揮すると考えた」などと述べた。日立化成の買収についてはゴルフ場で証券会社の役員から聞き、決めたという。買収をする一方で2021年4月からの2年半で9つの事業合計2000億円規模を売却もしている。高橋社長の事業選別判断基準は「戦略的合成」「採算性と資本効率」「ベストオーナー」。これからはどういう会社を目指すかについて高橋社長は「45%以上が半導体の材料の事業でEBITDA20%以上。売上高は1兆円の規模は維持していきたい」などと述べた。レゾナックHDの株価の値動きを伝えた。

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