人力の限界を越えるため動き出したDASH島電力化計画。無人島の材料で作り上げた蓄電装置で持ち運べる電気は確保。次なる目標は電話。そこで太一らはNTT技術資料館を訪れ電話の技術を学んだ。太一は島に戻り、電話の仕組みをリチャードたちに説明した。声は振動。炭にぶつかることによって、炭が声を電気の波に変える。電気の波はコイルと磁石に当たることによって振動に変えてくれる。慎太郎らはすぐに電話づくりを開始した。竹の器に炭を入れカーボンマイクロフォンが完成。これにコイル、磁石、振動板を取り付け電話機が完成した。電力はダン吉パネル。30mの距離で通話実験をすると見事、聞こえた。50mに距離を伸ばしても声は聞こえた。目指すは舟屋からロープウェイの駅までの700m。