ChatGPTを開発したアメリカの新興企業、オープンAIに1兆円以上の資金を投じると明らかにしたマイクロソフト。AIでもIT業界の覇権を握ろうとするマイクロソフトが刺客として日本に送り込んだのが沼本健氏。沼本氏はいち早くデジタル化に舵を切った北國銀行の頭取と面会し、積極的に自社のAI「コパイロット」を売り込んだ。コパイロットは指示を与えるだけでグラフやプレゼン資料を生成してくれるAIで、業務の圧倒的な改善が可能になるソフトだ。日本マイクロソフトも企業向けの説明会を開催し、2日間で1万人以上が参加する大盛況となった。日本のIT大手もこの動きに追随しており、楽天グループはオープンAIとの協業を発表。海外製AIを利用する動きが拡大している。