政治部の後藤記者と伝える。今回の自民党総裁選挙だが、候補者が過去最多で混戦もようにも見えるが、この多くの議員が立候補することになった背景にはやはり派閥の解散というのがあるのだろうか。その影響は大きいと思う。これまでは派閥単位で誰を擁立するのかを決めて一致した投票行動を取るケースが多くあった。ところが、今回はこの縛りがなくなったので推薦人さえ確保できれば立候補できるようになったということ。あともう1つは岸田総理大臣が退任を表明してから一定の時間があったということ。閣僚に対して気兼ねなく堂々と論戦を行ってほしいと声をかけたこともあり、現職の閣僚や党幹部5人が名乗りを上げる形となった。
この総裁選、国民はどこに関心があるのか。NHKはSNSのXで総裁選とともにどんなことばが投稿されているのかを分析した。最も大きいのが「裏金」となっており、SNSでも政治とカネへの関心が目立っている。立候補を表明した議員も全員がこの問題には言及している。党の信頼をどう回復していくのかが争点となっていく。先の国会では、政治資金規正法が改正されたが、積み残しの課題というのもあり、政治資金の透明性の向上にどう取り組むのか、各候補の主張が注目される。減税課税と税金に関することばもあがってきている。税はやはり生活と密接に関係するだけに非常に関心が高いところ。社会保障費、防衛費の増額が続く中で国民負担の在り方も大きな論点。岸田政権は賃上げを政権の重要課題に掲げて一定の成果を上げたとしているが、物価も上がっている中で経済対策をどう考えるのか、また防衛増税の停止を主張する候補もいるのでその財源をどう確保していくのかなどさまざまな観点から活発な議論が交わされるのではないかと思う。
そして選択的夫婦別姓は早くも主張に違いが見えているよう。違いが見えやすいテーマだと言える。導入に向けて法案を提出するという議員もいれば旧姓を使用できる環境の整備がまずは先だという議員もいて、議員や党員の投票行動に影響する可能性もある。
1回目の投票で新しい総裁が決まるには1位の候補が過半数を獲得する必要があるが、それは不可能だろうという見方が党内でも大勢。上位2人の決選投票に移っていくが、誰が1位と2位になるのか見通すのは容易ではない。投票先は論戦を見てから決めると話す議員も少なからずおり、これからの論戦の行方が結果を左右する展開となりそう。そして今回はこの自民党の総裁を決める選挙なのだが、事実上総理大臣を決める選挙でもある。その結果はこれからの政策などに大きな影響を与えるので、私たちはそ論戦の行方に注目していく必要があるのではないかと思う。
この総裁選、国民はどこに関心があるのか。NHKはSNSのXで総裁選とともにどんなことばが投稿されているのかを分析した。最も大きいのが「裏金」となっており、SNSでも政治とカネへの関心が目立っている。立候補を表明した議員も全員がこの問題には言及している。党の信頼をどう回復していくのかが争点となっていく。先の国会では、政治資金規正法が改正されたが、積み残しの課題というのもあり、政治資金の透明性の向上にどう取り組むのか、各候補の主張が注目される。減税課税と税金に関することばもあがってきている。税はやはり生活と密接に関係するだけに非常に関心が高いところ。社会保障費、防衛費の増額が続く中で国民負担の在り方も大きな論点。岸田政権は賃上げを政権の重要課題に掲げて一定の成果を上げたとしているが、物価も上がっている中で経済対策をどう考えるのか、また防衛増税の停止を主張する候補もいるのでその財源をどう確保していくのかなどさまざまな観点から活発な議論が交わされるのではないかと思う。
そして選択的夫婦別姓は早くも主張に違いが見えているよう。違いが見えやすいテーマだと言える。導入に向けて法案を提出するという議員もいれば旧姓を使用できる環境の整備がまずは先だという議員もいて、議員や党員の投票行動に影響する可能性もある。
1回目の投票で新しい総裁が決まるには1位の候補が過半数を獲得する必要があるが、それは不可能だろうという見方が党内でも大勢。上位2人の決選投票に移っていくが、誰が1位と2位になるのか見通すのは容易ではない。投票先は論戦を見てから決めると話す議員も少なからずおり、これからの論戦の行方が結果を左右する展開となりそう。そして今回はこの自民党の総裁を決める選挙なのだが、事実上総理大臣を決める選挙でもある。その結果はこれからの政策などに大きな影響を与えるので、私たちはそ論戦の行方に注目していく必要があるのではないかと思う。
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