今回の選挙では、一部の候補者の選挙運動が議論を呼んでいる。4人の候補者のうち黒川候補と立花候補が告示後最初の週末、千葉県から遠く離れた神戸市で、街頭演説を行った。今月1日。立花さんは神戸市で、選挙運動用のタスキを掛けて、演説を行った。演説のほとんどは兵庫県政をめぐる問題に関する内容で、現場は一時騒然とした。黒川さんも同じ場所で演説を行った。ほかの候補者に言及したり、経済振興策について訴えたりしていた。告示からの1週間に、「X」上で千葉県知事選挙とともに投稿されたことばでは、神戸や運動を兵庫県といったことばが並び、関心の高さがうかがえる。公職選挙法には禁じる規定はない。神戸大学大学院法学研究科・品田裕教授は公職選挙法に関して選挙区外で選挙活動をすることを想定していないとし、表現の自由などが保証される一方で有権者がなにが適切か、どこまで許されるかなど共通認識を持つことが重要で議論しなければとした。
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