参院選公示まであと2日。与党は過半数を維持できるのか。野党で議席を伸ばすのは。勝負の鍵を握ると言われているのがSNSを利用した選挙活動。参院選の前哨戦と呼ばれる都議選でも立候補予定者の約9割がXのアカウントを開設するなど、SNSを使った選挙は今や当たり前。FNN世論調査では半数近い46.8%が投票に際してSNSや動画サイトでの情報を「大いに参考にする」「ある程度参考にする」と回答。20代以下に限ると86.7%にものぼっている。有権者からはネットでの偽情報や誤った情報など「真実を見極めるのが難しい」という声も聞かれた。与野党7党は先週金曜日、偽情報などに対する声明を発表。自民党・逢沢一郎選挙制度調査会長は「健全で公正な選挙のため、選挙における偽・誤情報あるいは誹謗中傷の拡散を結果的に拡散させている収益化プログラムの在り方について、また不正や多重アカウント問題について事業者自ら改善の努力をお願いしたいと明記した」と述べた。選挙ウォッチングが趣味で選挙期間中、多いときには全国50カ所以上を駆け回り、候補者の演説に耳を傾けてきたタレント・井上咲楽さんを取材した。。井上さんが選挙情報に触れる際に気を付けていることは取材に基づいた「情報」を重視しているという。ネットで参考にしているサイトは「選挙ドットコム」だという。井上さんは「気持ちが左右されないのが大きい。情報を提示してくれて考える隙がある」と話した。
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