軍事侵攻開始から4年、ウクライナのゼレンスキー大統領は和平への道筋が見えない中「これまでをむだにしてはならない」と協議で譲歩しない姿勢を強調した。2月24日、ウクライナ・キーウでは犠牲者への追悼が行われていた。演説を公開したゼレンスキー大統領、焦点となるのがアメリカを交えた3か国の和平協議。今週中にも再び行われる可能性があるとされているが、隔たりは大きく。東部ドンバス地域について、ロシアはウクライナ軍の撤退を求めているが、ウクライナ側はこれを拒否。領土の割譲にも応じないとしている。これにトランプ大統領は、ウクライナ側に譲歩を求めて圧力を強化している。拙速な合意はロシアを利するとするヨーロッパ各国とも意見が合わず、自身のグリーンランドを巡る発言などで関係に亀裂も生じた。一方プーチン大統領は、4年にわたり軍事侵攻を正当化し続けていて、戦闘継続の構えを崩していない。この間、ウクライナでは市民が少なくとも1万5172人死亡している。さらに出生数が急減していると言い、理由の1つは女性兵士の増加。兵士不足が続く中、軍に所属する女性の割合はこの2年で約5倍となった。結婚・出産を控える人が増えている。
