技術発展や規制緩和が進むロボットを巡っては、警備業界にも影響を与えている。セコムは「cocobo」を展開し、昼夜問わず行動を走行するのが特徴。建物が落書きされていないか・モノが投げ込まれていないかなどの把握が可能になり、公道を走行できることで屋外からの警備も可能となると担当者は話している。警備業界の人手不足もあり、道路交通法の規制緩和もあり国内市場規模は22年の9.5億円から28年には30.5億円まで拡大すると予想されている。cocoboは自動で充電ポートへ向かう能力を有し、遠隔操作で警備員の業務を簡略化することも可能となっている。人が倒れている場合も通報できるなど、最大で警備員の業務量を2割ほど削減することが期待される。