今週水曜日の春闘集中回答日では金属労協では自動車各メーカーから満額回答が相次いだ。また鉄鋼大手の日本製鉄では付き3万円のアップ要求に3万5000円の回答を行い、約50年ぶりの高水準となった。満額回答が相次いだ背景には円安で輸出関連企業の好業績や人材確保の狙いなどがあるとみられている。連合が昨日発表した春闘初回回答集計では平均賃上げ率は5.28%で、33年ぶりとなる高水準となった。一方現状では物価高騰に賃金上昇が追いついていない側面もあるため、働き手の7割を占める中小企業の賃上げが景気回復の鍵を握るとみられている。こうした中東京都は今週月曜日にキャッシュレス決済で最大10%のポイント還元を受けられるキャンペーン「暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーン」をスタートさせた。対象のキャッシュレス決済サービスは4種類あり、1サービスあたり3000円相当が上限となる。4サービス全て上限まで利用すると最大1万2000円相当のポイントが還元される。対象店舗は大手コンビニを除く約35万店舗で、今月31日まで実施される。