「埋蔵スマホ」家での保管台数は3億台以上。市場価格は約6兆5000億円(ゲオホールディングスより2022年時点)。バッテリーの劣化などが原因で時には発火する恐れもある。所有し続けている理由(BackMarketJapanより)1位「データ消去に懸念がある」31%。中古スマホ販売の「にこスマ」座間オペレーションセンターには、多い時で1日数千台のスマホが全国から届く。個人情報の扱いもあるためスタッフが不要なものを持ち込めないよう金属探知機を通ってからしか中に入れない造りになっていた。郵送前に、自身での初期化を促しているが専用ツールを使い改めてデータ消去を行っている。データが確実に消去されたことを確認したあと傷などの状態をチェックし買い取り金額を決定。中古として売り出す。スマホ処分ZAURUS新宿本店では粉砕される様子を目の前で見られるとあって1か月で200人近い利用者がいるという。iPhoneの初期方法について紹介。設定から一般、転送またはi-phoneをリセット、パスワードなどを打ち込み完了する。スマホジャーナリスト・石川温さんによると初期化をすれば基本的にはデータは残らず情報漏洩などの心配はないという。スマホのバッテリーは長年放置し衝撃などを加えると発火の可能性があるとのこと。