やってきたのは都内近郊のオフィス。そこで目にしたのは手紙を書く機械「手書きくん2.0」。アームの先端に付けられたボールペンで器用に文字を書いていく。AIが搭載されたこの機械は、人間が書いた文字を学習。人によって異なる文字の特徴・筆跡・筆圧まで読み取って本人そっくりの文字が書ける。ペンで書くことで紙に凹凸も出るため、手紙自体も手書き感があるリアルなものとなる。様々な人の文字を書く「手書きくん」だが、いま目にしているのは見本にもありそうな達筆な字。ということで木原リポーターの文字で手紙を書いてもらうことに。まずは文字を学習させるためひらがな・漢字・数字など約400字を書いて読み込ませる。手紙の内容はパソコンを使って打ち込む。これだけでも手紙は書けるが、今回はより正確にするため、本人直筆の手紙も読み込んでもらい、文章にした時の文字のクセも学習させる。文章の特徴は右に下がるのが特徴で、文字の大きさにもバラつきがある。今回書いてもらったのはお天気コーナーでおなじみの父・木原実さん。機械が書いた手紙と娘が書いた手紙の両方を見比べてもらった。