森キャスターがやってきたのはドラマの撮影現場。2006年から約17年間、情報番組「スッキリ」の総合司会を務めた加藤浩次さん。サブ司会などを担当した森キャスターとは長年一緒に番組を作り上げてきた仲だ。今回加藤さんが原作・脚本・監督をつとめたのが水曜深夜に放送中の「こちら予備自衛英雄補!?」。クセだらけの能力を秘めた7人のヒーローが日本の危機に立ち向かう物語で、timeleszの菊池風磨さんをはじめ、のんさん、六角精児さんたち俳優陣も個性派が揃う。見どころはヒーロー作品でありながら密室会話劇という斬新な設定。そもそもなぜ加藤さんは監督に挑戦したのか。年間100本の映画を鑑賞するほど大の映画好きだという加藤さんは監督に挑戦することが長年の夢だった。そんな加藤さんの仕事ぶりを覗いてみる。撮影チームにスタートとカットを伝えているのは隣りにいる本多プロデューサー。タイミングを間違えそうなのと監督ぶるのが恥ずかしくてで加藤さんは言わないという。出演者たちは監督についてどう思っているのか聞くと、菊池風磨さんは「面白いし、熱いし、スッキリとかでの立ち振舞もステキだったし、男として惚れている。監督としての加藤さんもすごくて、盛りなしで4時間巻いたりする。」などと話した。他の共演者たちも口を揃えたのが加藤さんの“決断の速さ”だった。本人に聞くと「迷ったら『OK』って言ってた。でもうやっぱり僕が判断を下さないといけないので、迷うと全員が迷う。スタッフや演者に楽しくやっていただきたいという気持ちだけで乗り越えた。」などと話した。バラエティー番組では型破りなキャラクターから「狂犬」と呼ばれ活躍してきた加藤さんだが、監督になって改めて気づいたのはスタッフへの感謝だったという。森キャスターが一番聞きたかったのは原動力。加藤さんは「好きなんだと思う。ただただ好きなんだと思う。バラエティーも情報番組もドラマも映画も本も全部エンターテインメント。エンタメが好き。エンタメに助けられて生きてきた。」などと答えた。さらに次回作について聞くと「かっこ悪い人間を描きたい。かっこ悪くてあがいている人のほうが魅力的。ダメなおっさんが好き。人間くさい感じが好き。」などと話した。さらに「酔っ払っている森くんが好き」と明かした。スッキリで10年以上ともに番組を作り上げてきた2人。久々の再会で会話が弾んだ。そしてインタビュー終了後、加藤さんは「森くんにだと素直にしゃべちゃった。旧友に会った感じ。」と話し、森キャスターは「加藤さんにそう言っていただけると嬉しい。」と涙を流した。
