2024年3月26日放送 7:45 - 8:00 NHK総合

NHKニュース おはよう日本
(関東甲信越)

出演者
檜山靖洋 首藤奈知子 三條雅幸 伊藤海彦 副島萌生 
(オープニング)
オープニング

オープニングの挨拶。

(関東甲信越のニュース)
夕方にかけ激しいあめのおそれ 土砂災害・高波に警戒

気象庁によると、前線を伴った低気圧の影響で関東甲信は今朝から広い範囲で雨が降っている。このあと低気圧は急速に発達しながら関東の東へ進むため、低気圧に近い伊豆諸島では今日昼過ぎから夜にかけて警報級の大雨になるところがある見込みで、特に今日の夕方にかけては局地的に雷を伴い、1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがある。明日朝までの24時間雨量は伊豆大諸島の多いところで120ミリと予想されている。また伊豆諸島では今日は非常に強い風が吹いて、海上は大しけの見込みで、関東でも沿岸部を中心に風が強まりしける見込みで、気象庁は土砂災害・高波に警戒するとともに、川の増水・低地の浸水・強風に注意するよう呼びかけている。

キーワード
三宅島伊豆大島東京都気象庁
サボテン 和紙づくりに活用

日本伝統の手すき和紙。作る際、「ねり」とよばれる粘液を混ぜ、繊維が広がるよう促す。「ねり」の原料はトロロアオイという植物の芽。しかし栽培の難しさや農家の減少などのため、生産量が減り、和紙づくりでの懸念となっている。今、その課題をサボテンで解決しようと矢端亀久男さんと倉林輝生さんが取り組んでいる。2人は30年来のサボテン仲間。4年ほど前、矢端さんはトロロアオイの生産減少について初めて知った。矢端さんは自分が育ててる植物を役に立てたいと倉林さんを誘って和紙職人の谷野裕子さんに協力を仰いだ。谷野さんはかつてインドネシアで紙作りをしたときに、サボテンの一種、月下美人で「ねり」を作った経験があった。そこで倉林さんの発案でウチワサボテンを使って「ねり」作りを試すことにした。粘液が良く出て、トゲが少なく、栽培も簡単という理由から。谷野さんが加工すると、たくさんの粘液が出てきたが、小さなトゲが隠れていたため手がチクチクするという問題が発生した。トゲをどう取り除くか、谷野さんは市販されてる野菜のヘタ取り器を使うことで解決した。試作を始めて2年以上かけて完成したサボテンの「ねり」。実際に紙をすいてみた。さらに試作を通じて谷野さんはサボテンの「ねり」ならではの良さに気付いた。トロロアオイの「ねり」は気温があがると粘りが弱まるが、サボテンの「ねり」に変化はなかった。今後矢端さんと倉林さんは谷野さんと協力しながらサボテンの「ねり」を使った紙の品質を調べ、本格的な実用化を目指している。この和紙はすでに群馬県内の陸上競技大会で表彰状として使われたほか、名刺などに活用してるという。

キーワード
ときがわ町(埼玉)インドネシアウチワサボテンサボテントロロアオイ前橋(群馬)月下美人
東京・埼玉・群馬に水供給 耐震補強幸治が完了

利根導水路は利根川水系の水を東京・埼玉・群馬へ送るために設けられている送水施設で、約1670万人分の水道・農業・工業用水など供給している。導水路を管理する「水資源機構」は首都直下地震に備え、約297億円かけ「利根大堰」、「秋ヶ瀬取水堰」などの主要施設で耐震補強工事を進めてきた。このうち埼玉県行田市にある「利根大堰」ではゲート支柱などで鉄筋を増やしたり、コンクリートにモルタルを吹き付けるなどして強度を高めたという。一連の工事は今月完了し、「水資源機構」によると、震度6強の揺れでも水の安定供給に支障が出ないようになったという。

キーワード
利根大堰利根川埼玉県東京都水資源機構水資源機構利根導水総合事業所秋ヶ瀬取水堰群馬県荒川行田(埼玉)
中継

横須賀市、さいたま市の様子を伝えた。

キーワード
さいたま市(埼玉)横須賀市(横須賀)
(交通情報)
交通情報

JR、各新幹線は平常通り運行。

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JR
(気象情報)
関東甲信越の気象情報

関東甲信越の気象情報を伝えた。

(エンディング)
エンディングトーク

このあと放送のブギウギに関して話した。

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