NHKニュース おはよう日本 （ニュース）
サウジアラビアの西部ジッダでは11日、アメリカとウクライナの高官協議が行われた。アメリカ側からルビオ国務長官やウォルツ大統領補佐官、ウクライナ側からイエルマク大統領府長官やシビハ外相、ウメロフ国防相も出席した。先月の首脳会談以降、両国高官の対面協議は初。協議の後、両政府は共同声明を発表し”両国代表が永続的な平和に向けた取り組みを開始すべき時という認識で一致”としたうえで、ウクライナは米が提案した即時かつ暫定的な30日間の停戦を受け入れる用意があることを表明したと明らかにした。「30日間の停戦」は、当事者の合意によって延長可能、ロシアが受け入れ同時に実施が条件としている。米が一時停止しているウクライナへの軍事情報の共有や軍事支援を再開すると発表した。共同声明によると、鉱物資源の権益をめぐる協議について。トランプ大統領とゼレンスキー大統領ができるだけ早く成立させることを確認したという。