- 出演者
- 藤森祥平 喜入友浩 小川彩佳 藻谷浩介
オープニング映像。
今夜のゲストは、日本総合研究所の主席研究員・藻谷浩介さん。
- キーワード
- 日本総合研究所
園児68人が通っている閖上保育所では月1回、避難訓練を行っている。閖上保育所では避難の際の注意点などを伝える紙芝居を取り入れるなど防災に力を入れている。名取川の河口付近に街が広がる閖上地区。津波で壊滅的な被害を受け名取市内の死者の8割にあたる700人余りが犠牲になった。移転前の閖上保育所は海の近くにあり津波の被害を受けて跡形もなく流された。しかし大津波が襲う前に1～6歳の54人の園児、全員が避難し犠牲者は1人も出なかった。
当時閖上保育所の所長った佐竹さんに話を聞いた。揺れが襲ったのは午後2時46分、昼寝の時間だった。佐竹さんは避難を即決し、園児らを車に乗せて1キロ以上内陸にある閖上小学校へ向かった。3階建ての校舎の屋上へ避難した約30分後に津波が来たという。学校の教室で夜を明かし園児全員を保護者へ引き渡した。佐竹さんとともに避難した元園児の渡邊さんと小野さんは震災当時5歳だった。2人はあの日のことを鮮明の覚えていた。震災前年まで閖上保育所の避難マニュアルは近くのアパートを避難先としていたがマニュアルを見直していた。愛知県立大学・清水教授は「施設によって対策は異なる。それぞれの実情を踏まえて考えてほしい」と話す。
小川彩佳は「自ら考え抜いて備える大切さが当たり前のようで意外と出来ていない。防災に向き合っていくという作業の中で子どもたちの命を守るのは自分たちだという強い意識に根付いて起こりうることを全て想定しつくしていこうという職員の皆さんの姿勢こそが主体的な覚悟を持った迅速な対応に繋がっていったと感じた」などと話した。愛知県立大学・清水宣明教授は「幼い子供たちの集まる保育園での対策は高齢者施設などこでも通用すること」としている。
茨城県つくば市で農業法人を営む海老澤さん。今年のコメ買い付けに新規業者からも連絡が増加しているという。田植え前での購入問い合わせは初。東京ドーム約25個分の農地を所有し全体のうち40ヘクタールでは今まで飼料用のコメを生産していたが、今年は全ての田んぼで「主食用のコメ」を生産する方針に切り替えた。長引くコメ高騰を受け政府は、備蓄米の放出を決定したがコメ産地では増産できない事情があった。新潟県南魚沼市で魚沼産コシヒカリを作る高村さん。新潟県はコメ収穫量が全国最多で、今年の目標生産量を約56万トンに設定した。高村さんの田んぼでは多くを主食用として生産していて更に生産量を増やすには田んぼを増やす必要があるが、今年の増産は1ヘクタール分に留めた。コメ価格上昇で農家の収入は増えていないという。コメ農家の平均年齢は全国で68.9歳、高齢化と後継者不足などで、農家離れに拍車がかかっている。
コメの需要量と生産量は右肩下がり。専門家によると、そもそも生産が減っているので値上がりしている。農水大臣が”コメはある”と言い張る理由について、コメが足りていないと言うと国民は不安になり買い占めが起きる可能性がある。今でも続いている事実上の減半政策の失敗を認めることになる。専門家が今後について、高騰していると言うが、パンや麦・野菜に比べると安い。ある程度の金額は受け入れて、後継者の育成に舵を切らなくてはいけないとのこと。
サウジアラビアで始まった、アメリカとウクライナの高官による協議。先月28日、トランプ大統領とゼレンスキー大統領の首脳会談が口論となり”決裂”に終わっていた。今回の協議前、アメリカのルビオ国務長官は「ロシアとの平和実現に向けた、ウクライナ側の姿勢や譲歩する内容を見極める必要がある 」と指摘。一時停止しているウクライナへの軍事支援については「解決できることを望んでいる」と話した。ゼレンスキー氏は10日に、ムハンマド皇太子と恒久的な平和を確保するための条件など、ウクライナの安全の保証のあり方について話し合い、協議の行方が注目される。
ドジャース、日本での開幕戦へ。オープン戦打率3割超えと、大谷翔平は好調をキープ。山本由伸は、メジャー初の開幕投手。ドジャースはあさって13日に日本到着予定。
ドジャースと対戦するカブスの開幕投手「今永昇太」。大谷との対決に闘志を燃やしている。ひるむ気持ちもあるかもしれないが、立ち向かっていく姿を見てほしいとコメントした。
去年パリ五輪女子400mハードル。五輪2大会連続の正解新記録、アメリカのS.マクローフリン・レブロン。これまで世界記録6回更新。プライベートでは、NFLのトップ選手と結婚。東京世界陸上でさらなる記録に期待。彼女のすごさを織田裕二に聞いた。
9月に開幕する「東京2025 世界陸上」の告知。
- キーワード
- 東京2025世界陸上競技選手権大会
去年五輪2大会連続の世界新記録を打ち立てた、S.マクローフリン。彼女の強さを織田裕二さんに聞いてみた。注目ポイントは「圧倒的スピード」世界陸上で世界記録を更新した際には、大興奮の織田さんに対して本人は「走り終わるまで笑わない」とコメント。スタジオでも彼女の笑顔が見たいとの声が上がっていた。
フェルハト・アクバシュ氏がバレーボール女子日本代表の監督に就任する。23年、トルコのクラブチームを世界一に導いたアクバシュ氏は「最終的な目標はロサンゼルス五輪でメダルを獲得すること」とコメント。
- キーワード
- ロサンゼルスオリンピック
トランプ大統領は、カナダから輸入する鉄鋼とアルミニウムについて関税を25％上乗せし、50％とするよう指示したと明らかにした。カナダのオンタリオ州がアメリカに送る電気に25％の「輸出税」を課したことへの報復措置だとしている。
全国の気象情報を伝えた。
エンディング映像。
「地獄の果まで連れていく」の番組宣伝。