グッド!モーニング (ニュース)
アメリカ・トランプ大統領は「アメリカ経済は病気を抱えた患者。でも“解放記念日”に手術を受けた。これから我が国は好景気が到来するだろう」と述べた。しかしトランプ関税が世界中で引き起こしたのは同時株安。きのう日経平均株価は一時1400円以上急落。2日連続の大幅下落。株価はアジア、ヨーロッパでも軒並み下落。もちろんアメリカでも株価は急落。4日のニューヨークダウは、前日比2231ドル安と大幅続落。税率20%のEU(ヨーロッパ連合)加盟国ドイツやフランスは猛反発。ドイツ・ショルツ首相は「世界中で繁栄を生み出してきた貿易秩序に対する攻撃」、フランス・マクロン大統領は「(アメリカへの)将来の投資や最近発表されたばかりの投資は、アメリカとの関係がはっきりするまで一時停止すべき」と述べた。34%の税率をかけられた中国は、全てのアメリカからの商品に同率の報復関税を課すことを発表。トランプ大統領は4日自身のSNSで「中国は誤った行動をとった。パニックに陥っている」とコメント。日本はアメリカ経済への貢献アピールをして、関税回避を目指してきたが、24%の税率を課された。