グッド!モーニング 独自取材
スーパーで山積みになっているのは長野県産のレタス。多くのスーパーでは先月上旬から安値が続いていて1玉54円から160円で販売されている。価格は求めやすくなっているが大きさに異変が。今週に入り手のひらほどの小ぶりなレタスが増えてきている。出荷を早めているため。訪ねたのは東京・立川市のレタス畑。レタスは小ぶりで表面が黄色くなってしまっている。切ってみると断面がところどころ茶色く枯れてしまっている部分が。水分不足で変色するという。中には原形がないものも。きのう畑の温度を特殊なカメラで計測すると地表は40℃超。土の中も先月には41℃を超えることも。レタスが耐えられる温度は30℃までと言われている。被害は大根にも。緑色が特徴のビタミン大根は切ってみると中に大きな空洞が。水分不足でかたくなっている。レタスは約2割、ダイコンは約5割が高温障害になった。農園では収穫を早めている。今後の価格についてスーパーマルサンの板清さんは200円ぐらいまでは上がってしまう恐れもあると話す。