DayDay. (特集)
先週金曜日神奈川・茅ヶ崎市の茅ヶ崎市観光協会を訪ねた。海面に打ち込む花火が名物で今月2日に51回目の開催を予定していた第51回サザンビーチちがさき花火大会が中止となった。大会3日前にカムチャツカ半島沖で地震があり日本の広い範囲で津波警報や注意報が発表、さらに台風の接近もあり中止となった。4月から準備し何日前かの中止にショックを受けていたが大阪・関西万博で廃棄予定の花火を打ち上げる企画に参加を決めた。今年の花火大会は全国約900件あり開催できなかった大会は茅ヶ崎を含め30以上、うち7団体が参加し23日(土)に会場で花火が打ち上がったということ。万博会場では自分たちの地域で大会を開催できなかった担当者が花火を心待ちにしていた。川西市の上中さんは1948年から続く兵庫・大阪共催の猪名川花火大会の担当者で、今年は物価高などの影響から経費が2倍以上になり資金難から今年は開催を見送り隔年開催としたが万博で打ち上げられることになった。もう1人は山口・美袮市で観光協会会長を務める坂本さん。40年以上の歴史がある秋吉台観光まつり花火大会の名物は直径500mの2尺玉という。坂本さんは地元に帰り約10年前に観光協会に入り花火大会などを盛り上げてきたが花火大会は毎年3月に行う山焼きが不十分で枯れ草が残り火災発生のリスクが高いため中止となった。それぞれ使用予定だった花火が上がるところを見て「来年は花火大会を開催したいと思う」「感動してもらえる花火届けたいと改めて思う」などとした。