スポーツ×ヒューマン (スポーツ×ヒューマン)
柴崎岳の所属する鹿島アントラーズは若手が多いチームで、柴崎岳はフィールドプレイヤーの中では最年長だという。柴崎岳は練習でよくやったと思った日は、もう一つ負荷をかけてトレーニングするようにしているという。番組では柴崎岳にインタビューで「キャプテンは初めての経験?」と話を聞いた。また柴崎岳はチームについて「2位や3位で満足するクラブではない」と語った。また柴崎岳の実際にプレーする映像が流れた。
柴崎岳が小学生の頃に履いていたスパイクが紹介された。スパイクには多くの印が書いており、そこには探究心が関係しているという。そんな柴崎岳の才能にいち早く気づいた黒田剛監督は柴崎岳について「小学校6年のときに間違いなくプロに行くだろうなと思った」と印象について語った。ただ当時はリーダーシップがあるほうではなかったとも黒田剛監督は語った。そうした中でシーズン中盤で鹿島アントラーズは連敗する場面があり、そこでチームをどのように立て直すかが課題になっていた。そうした中で柴崎岳流のキャプテンシーでチームは息を吹き返した。
柴崎岳には7年前に渡ったスペインでの日々が経験として活きている。柴崎岳はクラブチームの世界一を決める大会で2ゴールを挙げる活躍をしており、そこから移籍したが、しばらくして練習に行くことができなくなったという。その理由はメンタル面での問題だったという。そこで同僚の選手たちが積極的に柴崎岳に声をかけるようになり、チームにの溶け込むことができるようになったという。そのため鹿島アントラーズに復帰してからは後輩を食事に誘うことが増えたという。
シーズン後半になるとリーグ戦4位という状況で、監督が退任したという。沈んが雰囲気の中で柴崎岳は努めて明るく振る舞ったという。ただプレーが噛み合うことはなく、目標を見失うことになった。しかしそうしたときこそ真価が問われる。それを学んだのもスペインだったという。
サッカー一筋の生活の中で、、柴崎岳はこの夏に父親になって環境にも変化が出てきたという。柴崎岳は「サッカーと切り離すことができ、リラックスできる時間がつくれる」と語った。また鹿島アントラーズに復帰後はよりファンサービスにも参加しているという。優勝を逃した鹿島アントラーズは課題の連携プレーの確認などを行った。
11月30日。鹿島アントラーズはセレッソ大阪と対戦した。試合では柴崎岳が正確なアシストをしてゴールすることができ、2試合ぶりに勝利することができた。最終節には多くの観客が会場を訪れて、FC町田ゼルビアと対戦した。試合では果敢に両チームがゴールを狙い激しい攻防が行われた。連携プレーの結果、試合は鹿島アントラーズが勝利し、今シーズンは5位で終えた。柴崎岳は「ああいう試合を常に目指すべき」と思いを語った。