情報ライブ ミヤネ屋 (ニュース)
きのう一昨日販売が開始されるや各店舗で行列ができた随意契約による備蓄米。一方、きょうの国会ではコメの適正価格について論戦が交わされている。元外務大臣・田中眞紀子と政治ジャーナリストの田崎史郎に今回の備蓄米問題、小泉大臣の手腕等々、令和の米騒動を解説してもらう。きょうの参議院予算委員会ではコメの価格対策をめぐり議論が交わされ、小泉大臣は「今、平均で4200円というのは適正であるとは思えない」と発言。今朝、神奈川県内のスーパーでは5キロ2000円台の備蓄米が飛ぶように売れていた。小泉大臣についてはスピード感が称される一方、野村哲郎元農水相からは「ルールを覚えていただかないと」などと苦言も。令和の米騒動は京都にある老舗コメ店にも大打撃。「コメは買ったことはありません」と発言した江藤拓前農水相が辞任に追い込まれ、先月、新たに農水相に就任した小泉氏が打開策として選んだのが備蓄米の随意契約。まずは大手の小売業者に限定し申し込みを開始。今後は令和3年産の10万トンの備蓄米を放出することを発表した。これに立憲民主党・野田佳彦代表が小泉大臣に質問をぶつける異例の事態に。先週、一部の業者がインターネットで予約を開始すると即完売に。おとといには備蓄米の店頭販売が開始され、都内の大手スーパーには2000円台の備蓄米を求め約850人の大行列ができた。備蓄米を購入した都内在住の一家を訪れ味の感想を聞いた。女性は「また買いたい」という。