ニュースウオッチ9 (ニュース)
姫路中央病院では年間500人が認知症の問診・精密検査を受けているが、約7割は症状がある程度進行した状態だという。早期受診が広がっていない現状。厚生労働省の研究班の調査によると、認知症などの可能性があると医療機関の受診勧められた1083人のうち実際に精密検査を受けたのは7.3%の79人にとどまっていた。検査を受けたなかった理由は、「健康状態に自信があり必要ないと感じた」と回答する人が最も多かった。研究班メンバーは早期受診のメリットを広く知ってもらう必要があるという。早期受診したことで症状とうまく付き合いながら生活出来ているという関西の80代女性は、受診のきっかけについて「物忘れを家族から指摘されたこと」と語る。去年軽度認知障害と診断された。早期発見できたうえ、アルツハイマー病であったため、新薬による治療を受けることができたという。女性と夫の夫婦は「意思がはっきりしているうちに身辺整理したい」と遺言なども決めた。女性は「現状を少しでも続けるようにしたい」などとコメント。独自の対策で早期受診につなげようとする自治体も。神戸市は、6年前から65歳以上の住民を対象に認知症検査・診断を無料で受けられる制度を設けた。市内500の医療機関で無料の検診を受診でき、認知症可能性ありと診断された場合は、専門の医療機関の精密検査を促す。精密検査が必要とされた人の8割以上が受診しているという。スタジオでも「医療機関にかかることを検討してみてください」などとコメント。