国際報道 (ニュース)
国連本部ではイスラエルとパレスチナの2国家共存の和平への機運を高めようという会議が始まる。フランスとサウジアラビアが中心となって開催を呼びかける。フランスのマクロン大統領は先週、パレスチナを国家として承認することを決めたと明らかにしている。グテーレス事務総長は、ガザでの無差別な破壊は耐え難く止めなければならないと述べる。パレスチナ暫定自治政府のムスタファ首相も、2国家共存の原則に立ち戻るようイスラエルに呼びかける。一方、アメリカとイスラエルはこの会議を欠席。イスラエルは解決を促すものでなくむしろ幻想を深めるだけだと非難。アメリカはデリケートな外交努力が続けられている中のパフォーマンスに過ぎないとして会議に反対の立場を強調。