テレメンタリー2025 テレメンタリー2025
東日本大震災で犠牲者の数が増え、宮城県警本部長の竹内さんは利府町にある、県総合体育館を遺体安置所として使用することを要請。連日多くの遺体が運ばれてきた。震災当時県警捜査一課長だった阿部英明さんは当時検視業務を指揮していた。移動の内示を受けてあの日、デスクの整理をしていた阿部さん。3月11日が一課長最後の日だった。阿部さんはすぐに、13人一組の検視班を13班編成。全国から応援で集まった警察官も加わり最大700人以上が検視にあたった。県内で最大26箇所が遺体安置所になり、1ヶ月で8000体が運び込まれた。現場では遺体を収容する袋などの資機材や死因を特定する医師や歯科医師が不足していた。自治体との連携にも課題が。遺体安置所の事前確保することや、身元確認うあ引き渡しの協議が大切だと話した。
竹内さん達警察OBは、一昨年にNPO法人災害時警友活動支援ネットワークを設立。大規模災害の発生時に震災を経験した警察OBを現地に派遣。支援する方法を模索している。