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栃木県那須塩原市。9代目の米農家・NEXT AGRI WORK社長・室井志俊さんは、効率的な生産の実証実験に参加した。センサーで土の中の温度、成分を測定しデータ化することで、肥料を入れるタイミングが分かるという。データを遠隔で確認し、田んぼに行く回数を減らせるという。土壌を改良し、収穫量を増やす効率化も試みている。効率化の背景には、小規模な農家ほど生産コストがかかり、利益率が悪いという現状がある。伊藤忠テクノソリューションズ・神野泰成さんが「簡単に土の状態や植物の状態を判断することができる」、室井志俊さんは「なるべくコストをかけずに美味しいコメを作っていくことが持続可能なコメ作りにつながっていく」などと述べた。
