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ロシア・プーチン大統領とEU(ヨーロッパ連合)の議長国を務めるハンガリー・オルバン首相が、ウクライナ侵攻をめぐる和平の可能性について協議したが、進展はなかった。プーチン大統領は5日、ロシア・モスクワでロシア寄りとされるオルバン首相と会談した。会談後、プーチン大統領は「ウクライナ情勢について解決に向けた可能性を話し合った」と述べた。そのうえで「ウクライナは最後まで戦争を放棄するつもりがない」と非難。一方、オルバン首相は「平和のためには努力が必要だ」と述べた。その後ロシア大統領府・ペスコフ報道官は「交渉プロセスに進展はなく、ウクライナが消極的であることが明らかだ」と主張した。