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EU(ヨーロッパ連合)の執行機関のトップに女性として初めて就任したフォンデアライエン委員長の続投が決まった。ヨーロッパ議会は過半数の賛成で続投を承認し気候変動対策やウクライナ支援などの主要政策が継続されることになる。その一方、議会ではハンガリーのオルバン首相が立ち上げた新たな会派に右派や極右の政党の多くが参加しフォンデアライエン氏の政策を強く批判していて今後、対立も予想される。18日午後2時過ぎ、EU・フォンデアライエン委員長の続投が決まりさらに5年間務めることが決まった。委員長が再選されることは予測されていたものの確実ではなかった。採決は一度きりで秘密選挙、党議拘束はなかったため緊張が広がった。結果、719票中401票と5年前の51%を上回る56%の賛成票を得た。ハンガリー・オルバン首相と勢力を強めた右派や極右の会派からは委員長に対する批判も上がっていた。フォンデアライエン委員長は保守派から緑の党まで出来るだけ多くの立場に対応するよう試みた。今後5年間の重要な点は安全防衛と競争力であるとした。