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東京・浅草の甘味処「浅草梅園」では、多くの外国人観光客が抹茶を注文。抹茶専門店「茶和々 浅草店」ではスイーツだけでなく缶入りの抹茶も人気。フランスの有名ファッション雑誌では抹茶を健康的な食品と特集記事が掲載されるほどに。スイーツをきっかけに抹茶人気は高まり、抹茶を主とする粉末茶の輸出額は去年と比べEUへは約2倍、タイ・マレーシアへは約3倍に増加。東京・港区「中村藤吉本店 麻布台店」深松副店長は「抹茶がお店からなくなるぐらい、枯渇するぐらいの状況。体験したことのないような売れ方。転売するところを見ることもある」と話す。転売が品薄の原因の一つになっている。海外の通販サイトでは定価1100円の抹茶が約3倍の3400円で売られていることも。複数のお茶専門店が転売禁止を呼び掛け、販売制限を行う事態となっている。埼玉・狭山市「奥富園」奥富雅浩さんは、ポーランドから突然取引できないかとの問い合わせがあった、モンゴルの業者から40kgもの注文が入ったと話す。また、早くすれば量が多くできるわけではなく、早くすると熱を出してしまうので品質が劣化してしまうと語った。高品質な抹茶を十分供給するには少なくとも2〜3年はかかる見込み。