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ミュンヘン安全保障会議で演説を行ったウクライナ・ゼレンスキー大統領は「ウクライナの関与なしに進められる取り引きは絶対に受け入れられない」との部、アメリカ・トランプ政権が戦闘の早期終結に向けて外交を活発化させていることを巡り、「ウクライナ抜きの交渉はありえない」とする立場を改めて示した。こうした中、ロシア外務省は、ロシア・ラブロフ外相とアメリカ・ルビオ国務長官が電話で会談し、米ロ首脳会談の準備などのため定期的に接触することで合意したと発表した。アメリカのメディア・ブルームバーグは複数の関係者の話として「アメリカとロシアの高官が近くサウジアラビアで会合を開き、早ければ今月末にもアメリカ・トランプ大統領とロシア・プーチン大統領による首脳会談を行うための地ならしを行う」と伝えた。サウジアラビアでの会合について、ウクライナ・ゼレンスキー大統領は「もしかしたらテーブルの上に何かのっているのかもしれないが、われわれのテーブルにはないし、招待状も見ていない」と述べ、「ウクライナの代表団が参加する予定はない」とした。