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オープニング映像。
ミュンヘン安全保障会議で演説を行ったウクライナ・ゼレンスキー大統領は「ウクライナの関与なしに進められる取り引きは絶対に受け入れられない」との部、アメリカ・トランプ政権が戦闘の早期終結に向けて外交を活発化させていることを巡り、「ウクライナ抜きの交渉はありえない」とする立場を改めて示した。こうした中、ロシア外務省は、ロシア・ラブロフ外相とアメリカ・ルビオ国務長官が電話で会談し、米ロ首脳会談の準備などのため定期的に接触することで合意したと発表した。アメリカのメディア・ブルームバーグは複数の関係者の話として「アメリカとロシアの高官が近くサウジアラビアで会合を開き、早ければ今月末にもアメリカ・トランプ大統領とロシア・プーチン大統領による首脳会談を行うための地ならしを行う」と伝えた。サウジアラビアでの会合について、ウクライナ・ゼレンスキー大統領は「もしかしたらテーブルの上に何かのっているのかもしれないが、われわれのテーブルにはないし、招待状も見ていない」と述べ、「ウクライナの代表団が参加する予定はない」とした。
ミュンヘン安全保障会議には岩屋外相も参加。岩屋外相はヨーロッパとアジアの安全保障に関するパネルディスカッションで「ロシアによるウクライナ侵攻により、世界秩序が大きく崩れていき始めたが、これは当然、アジアの状況にも大きな影響を与えうる」と述べ、「ヨーロッパとインド太平洋の安全保障が不可分になっている」という認識を改めて示した。そのうえでアメリカ・トランプ大統領がロシアによる侵攻の早期終結の実現に意欲を示していることなどを念頭に「ウクライナの和平に向けた動きがスタートし、アメリカのリーダーシップには期待しているが、侵攻を正しく終わらせなければ中国のみならず、世界に誤ったメッセージを発することにつながる。ロシアが勝者になる形で終わらせてはいけない」と指摘し、ウクライナの公正で永続的な平和の実現が必要だという考えを示した。
アメリカ・トランプ大統領は13日、貿易相手国が高い関税を課している場合、その国からの輸入品に対する関税を同じ水準に引き上げる「相互関税」の導入を検討するよう関係閣僚に指示した。15日、トランプ大統領はSNSへの投稿で「アメリカは友好国からも敵対国からも長年にわたって不当な扱いを受けてきた。この措置は貿易に公平性と繁栄を即座にもたらすことになる」として、相互関税の正当性を改めて訴えた。「ヨーロッパ諸国などが導入している付加価値税や各国による補助金についても相互関税を課す理由になりうる」と強調。このほか「アメリカ製品を排除したり、アメリカ企業が活動できないようにしたりするといった非関税障壁にも規定を設ける」とした。そのうえでトランプ大統領は「各国はアメリカから課される関税が高いと感じるならばわれわれに課す関税を下げるか撤回しなければならない」と警告した。
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アメリカ・トランプ政権が検討する関税措置について赤澤経済再生担当相はNHK「日曜討論」で、日本はアメリカ経済に貢献していることを丁寧に説明して理解を求め、関税措置の対象から除外するよう引き続き求めていく考えを示した赤澤経済再生担当相は「日米首脳会談は大成功という評価をもらっている。(アメリカの)貿易赤字に占める日本の割合が改善していることもあり、同盟国の中でもトランプ大統領が飲む対応をきちんとやってきている」と述べたうえで「アメリカが打ち出してくるアルミニウムと鉄鋼の関税と“相互関税”。日本は除外してくれと(申し入れている)。5年連続でアメリカへの投資が世界一。100万人の雇用を生んでいると丁寧に説明をしてりかいをえて、そうごにりえきのある形でやっていく」と述べた。一方、日本製鉄によるUSスチールの買収計画を巡って赤澤大臣は「話せる余地ができたことは日米首脳会談の成果の1つ。いろいろなやり方があると思うが理を説いて少しでもいい形に持っていきたい。どういう道があるのかしばらく時間がかかるかなという感じもする」と述べた。
2シーズンぶりに投打の二刀流復帰を目指すドジャース・大谷翔平選手。ブルペンでの練習は約5か月ぶり。ストレートとツーシームを合わせて14球。ストレートは最速150キロを超えていたという。ドジャース・ロバーツ監督は「翔平はかなり満足していたと思う。ポジティブな内容だった」とコメント。大谷選手がピッチャーとして復帰するのは5月以降になる見込み。
オリオールズ・菅野智之投手は、キャンプにチームから2日遅れて合流。背番号は巨人時代に2018年までつけていた「19」に決まった。菅野投手は「わくわくして1日を迎えた。すごくいい時間だった」とコメント。
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