2025年2月15日放送 12:00 - 12:10 NHK総合

ニュース

出演者
利根川真也 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
”4月2日ごろから自動車に関税 検討”

アメリカのトランプ大統領は14日、記者団に対しアメリカに輸入される自動車に4月2日ごろから関税を課すことを検討していると表明した。対象となる国や関税率などは明らかにしていないがすべての国が対象になればアメリカに自動車を多く輸出する日本も打撃を受ける可能性がある。トランプ大統領が表明している輸入車への関税が実際に発動され、すべての国が対象になれば、アメリカに自動車を多く輸出する日本も打撃を受ける可能性がある。日本自動車工業会によると、日本からアメリカには一昨年1年間で148万台の自動車が輸出されている。トランプ大統領はこれまで、不当に安価な輸入車が流入していることで国内の自動車産業が打撃を受けているなどとして、自動車への関税措置を導入する方針を繰り返し示している。13日には貿易相手国が高い関税を課している場合、その国からの輸入品に対する関税を同じ水準に引き上げる相互関税の導入を検討するよう指示する文書に署名した。

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ウクライナ侵攻終結の道筋示すか焦点

ドイツで開かれている世界各国の首脳や閣僚が安全保障について意見を交わす国際会議は2日目の15日、アメリカのトランプ政権でウクライナ特使を務めるケロッグ氏が講演する予定で、ロシアによるウクライナ侵攻の終結に向けて具体的な道筋を示すのかが焦点となる。14日、会議に出席しているアメリカのバンス副大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が会談した。トランプ政権は軍事支援継続の条件として、ウクライナに豊富にあるとされる重要鉱物レアアースなどの権益を確保したい考えを示していて、これについても意見を交わしたものと見られる。一方、初日の会議では中国の王毅外相が演説後の質疑で、対話と交渉によって解決されるべきだとする立場を改めて示したうえで「利害関係者を含むすべての当事者が適切なタイミングで和平交渉のプロセスに参加すべきだと考えている」などと述べ、各国の関与の必要性を強調した。2日目の15日はトランプ政権でウクライナ特使を務めるケロッグ氏が講演する予定で、ロシアによる軍事侵攻の終結に向けてアメリカが具体的な道筋を示すのかが焦点となる。

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キース・ケロッグジェームズ・デイヴィッド・ヴァンスドナルド・ジョン・トランプミュンヘン(ドイツ)レアアースヴォロディミル・ゼレンスキー王毅
“所得株式 50%未満なら問題ならず”

日本製鉄によるUSスチールの買収計画について、アメリカのトランプ大統領は「日本製鉄が取得する株式が50%未満であれば大きな問題にはならない」という考えを示した。トランプ大統領は「USスチールを外国企業に手放したくなかった」と発言し、日本製鉄による買収に否定的な姿勢も示した。トランプ大統領は14日、記者団に対しアメリカに輸入される鉄鋼製品に25%の関税を課すと表明したことを念頭に、「私たちはUSスチールを救った。非常に収益力の高い会社になると思う」と述べた。そして「マイノリティー出資なら大きな問題ではない」などと述べた。マイノリティー出資は一般的に株式の保有比率が50%未満の出資を意味し過半数に届かない株式の取得であれば問題にしない姿勢と見られる。また日本製鉄による買収に否定的な姿勢も示した。買収計画を巡ってはトランプ大統領が今月7日、日米首脳会談のあとの共同記者会見で、日本製鉄の幹部と今週中に協議する考えを示していたが実現に至っておらず、会社側との協議が行われるのかが焦点となっている。

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ドナルド・ジョン・トランプユナイテッド・ステイツ・スチール・コーポレーション日本製鉄
避難誘導など緊急時の対応確認

原子力発電所の事故を想定した政府の防災訓練が行われ、石破総理大臣と閣僚らが自治体と連絡を取りながら、住民の避難誘導など緊急時の対応を確認した。政府の原子力総合防災訓練は、平成11年の臨界事故をきっかけに行われていて、総理大臣官邸には石破総理大臣と閣僚らが集まった。今回は薩摩半島沖を震源とする地震によって、九州電力川内原子力発電所で原子炉を冷却する機能が失われたという想定。石破総理大臣は訓練のための記者会見を行った。原発周辺の住民に落ち着いて屋内に待避することなどを呼びかけた。続いて、現地の自治体とテレビ会議システムで結んだ対策本部会議が開かれた。石破総理大臣は「住民の不安な気持ちに寄り添い、関係機関が一体となって迅速に対応してほしい」と指示し、緊急時の対応を確認した。

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実戦形式ピッチング練習で好投

大リーグ・ドジャースのキャンプは3日目。来月の開幕戦に先発する見込みの山本由伸が実戦形式のピッチング練習に臨み、好投を見せた。東京で行われる開幕戦の先発へ調整を進める山本。初の実戦形式のピッチング練習で主力バッターと対戦した。最速152kmを超えるストレート。変化球もさえて延べ5人を相手に三振4つと好投。状態のよさをうかがわせた。一方、前日は休養日だった大谷翔平。まずはピッチャー陣の全体練習で汗を流した。その後はバッターとしての練習へ。二刀流の調整をこなした。

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アリゾナ州(アメリカ)ロサンゼルス・ドジャース大谷翔平山本由伸
(エンディング)
エンディング

エンディングの挨拶。

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