列島ニュース (福井局 昼のニュース)
福井駅の西口広場に新たに姿を現したのは白亜紀前期の肉食恐竜「スコミムス」のロボットで全長がおよそ10メートルある。きょう未明から設置作業を行ってけさその全景があらわになり近くを通りがかった人たちが一夜にして出現した恐竜ロボットをスマートフォンで撮影していた。スコミムスのロボットはことし3月の北陸新幹線の金沢−敦賀間の開業に合わせて完成を目指していたが、部品の調達が遅れた影響で設置がこの時期にずれ込んだ。今後はまだ骨組みがむき出しになっている脚を取り付けたり、土台の部分をスコミムスが生息していたとされる湿地帯のように装飾したりして今月末をめどに完成するという。県や福井市は全国で最も多くの恐竜化石が見つかっている恐竜王国・福井をアピールしようと福井駅周辺での恐竜のロボットやモニュメントの設置を進めてきたが今回で23体目となり駅周辺での設置はこれで一段落するという。