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アゼルバイジャン・バクーで開かれている気候変動対策の国連の会議「COP29」に合わせ、国際的な環境NGOグループは日本などG7(主要7か国)を温暖化対策に消極的だと判断した国に贈る「化石賞」に選んだと発表した。G7を選んだ理由については、「途上国を支援する資金の目標金額を一切提案せずに会議に臨み、議論の進展を妨害している」として、「今回の会議で主要な議題となっている途上国のための資金供与に関して責任を果たしてこなかったためだ」としている。また、日本については、「パリ協定で定めた世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べて1.5度に抑える努力をするという目標に沿うため、温室効果ガスの排出量を2035年までに2013年と比べて81%削減する必要がある」としている。