Nスタ （ニュース）
おととい撮影された、JR渋谷駅のハチ公改札口の映像を紹介。人であふれかえり、駅の中へと長い列が途切れることなく続いている。駅構内だけでなく、ガード下の通路も混雑している。原因は週末に行われたハチ公改札口の移転。徒歩でおよそ1分ほどの場所に移され、新しい改札があったのは山手線の線路を挟んで反対側だった。渋谷駅周辺では100年に一度の大規模な再開発の真っ最中。その一環で、駅の形も変わりつつある。渋谷といえば、ヤマンバにミニスカ、ルーズソックスなど平成をにぎわせたギャルたちの聖地。まさに「若者の街」だったが、あれから25年、今や駅周辺には企業のオフィスが入る高層ビルが次々に立ち並ぶ「大人の街」へと変わりつつあるという。渋谷にオフィスを構える理由について、レバレジーズ・森口敬執行役員は「“ビットバレー”というような形でIT企業をたくさん集めていこうというような流れがあって」と話す。ビットバレーとは、アメリカのITの聖地シリコンバレーになぞらえて作られた名称。有名IT企業が渋谷に集まり、日本のITの聖地となっている。優秀な人材が1か所に集まることで交流が活発になり、新しいアイデアが生まれやすくなるメリットも。森口氏は「イメージとしては若者だけだった街から若者と大人が融合していく、新しい街になっていくのではないかと思います」と述べた。