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公的医療保険が適用されているアルツハイマー病の治療薬、レカネマブの薬価が15パーセント時期下げの見通し。レカネマブは一昨年アルツハイマー病の原因物質に直接働きかけるとして国内で初承認された。薬価はひとりあたり年間約300万円で公的医療保険が適用される。中央社会保険医療協議会はきのう費用対効果を検証し、評価を示す現在の薬価の3分の1から4分の1程度相当と評価した。レカネマブの薬価の引き下げ幅は最大15パーセントとされ、厚生労働省は今後詳しい算定を経た上で15パーセントの引き下げとなる見通し。レカネマブを開発したエーザイは、価格への評価であり、薬剤の有効性や効能効果に影響を与えるものではないとし、実態に即した真の価値を学術論文などで引き続き発信していくと回答した。