Nスタ (ニュース)
5年に一度見直しながらずっと議論が続けられている年金について。何がどう変わろうとしているのか。国民全員がもらえる基礎年金が約30年後、2割程度減ってしまう。これを何とか補填しなければいけないと出てきたのが、会社員や公務員などが加入している厚生年金の積立金を財源にして穴埋めしようという。しかし会社員や公務員からすると不公平だという声もある。でも全員がハッピーになる案はなかなか無い中で何もしない訳にもいかない。そこで政治の動きとしてTBSスペシャルコメンテーター・星浩に聞くと「石破総理から森山幹事長に『年金改革関連法案』の提出に向け、調整を急ぐよう指示が出された」という。今回出さないのでは、むしろ夏に選挙を控えているので参議院議員からは「年金の話というのは選挙があまり相性が良くない、出さないんじゃないか」という声もある中で、ここは責任政党としてしっかり筋を通すべきなんだというのが石破総理らしさか。ここから国会の議論になるかもしれない。