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立憲民主党と国民民主党が党首会談を行った。国民・玉木雄一郎代表は会談に先立ち現実的な路線にならないと政権を負かそうという感じにはならないと苦言を呈している。立憲は総理指名で野田佳彦と投票するように呼びかけているが、玉木代表は連合などがが推薦した選挙区にあとから立憲側が候補を立てて苦戦させられた事例は多く名前を書くことはできないとこれを拒否していた。民主党の流れをくみながら基本政策で相いれず分裂した両党だが、ここでは政治とカネをめぐり共闘することでは一致したが、野田代表は総理指名選挙についての前向きな協力は受けられなかったと明かしている。国民・玉木代表も具体的な話はありませんとしているが、立憲・小川幹事長は総理指名についての意見交換がなされたのは事実とした上で無効票は石破政権の存命をアシストしかねないと牽制している。また、国民が掲げている103万円の壁について、野田代表は方向性については十分理解していると言及しているが、玉木代表は反対意見を熱心に発信している議員がいるのでご協力いただけるのであれば意思統一を図っていただきたいと言及している。実際に立憲の一部議員からは103万円の壁改革についてばらまきと批判する声はあり、溝が埋まらない状況となっている。このため11日の特別国会では石破総裁が選出されるものと見られる。