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今夜7時頃の首相官邸前。がんばれ石破茂などと旗を掲げて歩いている人もいる。今夜はSNSの呼びかけで大勢の人々が集まった。
その頃、石破首相は経団連の会合が行われた長野・軽井沢にいた。加速する石破おろしの動き。一方、石破やめるなデモを取材する中で多く聞かれたのが、支持者ではないが他のポスト石破よりふさわしいという声。デモ参加者は「よりマシな候補を選ぶのと同様によりマシな総理を応援する」などと話していた。注目される石破首相の進退。国民民主党の玉木代表は、きょう話を聞いていると続投への強い意欲を感じた内容でした、と話す。きょう石破首相は与野党の党首と会談。アメリカとの関税協議について合意内容を説明するとともに自身の成果をアピール。会談を終え、立憲民主党の野田代表は、石破政権について「もろもろ考えたら相当厳しい状況に陥っていると思う」などと述べた。少数与党として連立を組む公明党の斉藤代表は「進退のことをぱっとおっしゃった認識はないです」などとコメントした。
しかしきょう、自民党青年局の中曽根康隆議員は、総裁はじめ執行部の責任は極めて重く、そのけじめを強く求めると、執行部に退陣を求める申し入れ書を提出した。森山幹事長は、全国メンバーの意見は重要であり、しっかり受け止めると答えたという。元・青年局長の小泉農水相は、大臣として石破内閣の一員としてエネルギーを注ぐべき課題がありますからそこに注力をしたい、と述べた。自民党・麻生派は今夜、会合を開催。強まる逆風。石破首相の進退は。両院議員総会を求める署名が規定の3分の1を超えたため、来週月曜日の懇談会がどうなるか注目される。