グッド!モーニング (ニュース)
自民党と立憲民主党の政調会長が会談し、所得税の控除と現金の給付を組み合わせる給付付き税額控除の導入などについて意見交換した。給付付き税額控除の導入は立憲民主党が参議院選挙でも訴えていた政策で、野田代表は月曜日国会質疑で実現を呼びかけていた。会談で自民党・小野寺五典政調会長は「給付付き税額控除は合理的な面がある一方、制度設計で論点がある」などと説明した。今後の進め方については「まだ何も決めていない」と述べるにとどめた。会談ではその他に、立憲民主党が参議院選挙で訴えた食料品の消費税0%や、その導入前に1人あたり2万円を給付する案についても意見が交わされた。政府・与党は秋の臨時国会で、1人2万円などの現金給付を盛り込んだ補正予算案を提出する方針。