あのSNSさえ見なければ 無理なダイエットで摂食障害

2025年4月12日放送 21:31 - 21:40 NHK総合
サタデーウオッチ9 テジボリ

SNSにあふれるダイエットを煽る動画。スマホをもたせ始めた子どもがのめり込んで深刻な健康被害につながることも。NHKが動画配信アプリで検索したところ、ダイエット食や痩せたことを自慢する投稿が大量に見つかった。子供たちが見てしまい拒食症などの摂食障害になるケースがあるという。大学3年生の潤さんは、高校1年生のときに過激なダイエットにのめりこみ摂食障害と診断された。きっかけはダイエットの成果を強調する動画。母親の玲子さんは当初よくあるダイエットだと思っていたという。その後次第に娘の痩せ方に不安を感じるようになりいっしょに病院へ。体重は5か月で10kgも低下していた。
なぜ子供たちはSNSを通してダイエットにのめり込むのか。匿名で投稿できるラインオープンチャットの一部のやり取りを再現。中高生限定でやり取りをしている。肥満度を示すBMIではすでに痩せに該当している人があと4kg痩せたいなどと話していた。さらに減量大会というどれだけ体重を減らせるかを勝負するというものもあった。獨協医科大学埼玉医療センターの作田亮一医師は、もともと摂食障害に陥るお子さんは頑張りやさんが多い、そこにちょうどはまってしまうかたちを作りやすい、とても危険などと解説した。
荒木さくらは、知らない間にSNSの影響を受けてしまうこわさを同世代に伝えたいという人にあってきた。 松浦さんは高校の授業の一環でインスタグラムが摂食障害に与える影響について調査。話題になったダイエット投稿をみているうちに同様の投稿ばかり表示され、生活にまで影響を及ぼし始めていたという。松浦さんは、摂食障害の当事者や同級生たちにアンケート・ヒアリングを実施。
SNSを運営するプラットフォーム事業者はどう対応しているのか。Instagramを運営しているメタは、「10代の利用者については年齢に適したコンテツのみ閲覧可能」、TikTokは、未成年の安全に関するポリシーに違反するコンテンツは徹底排除、LINEはオープンチャットに注意喚起を表示、摂食障害を助長する投稿は削除などもしている。上沼紫野弁護士は、どんなコンテンツが過度なダイエットに繋がるのかプラットフォーム側が全てを判断するのは難しいなどと指摘している。


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獨協医科大学東灘区(兵庫)LINEInstagram摂食障害TikTokメタ・プラットフォームズTikTok Japan作田亮一

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