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一部のネット銀行などを中心に預金金利の引き上げが始まっている。SBI新生銀行は期間限定で定期預金の金利が最大年1.2％に。PayPay銀行では税引き前普通預金の金利が条件付で2％。円とドル両方を預ける必要があり、為替の影響でドルは日本円換算で目減りするリスクもあるが、金利はメガバンクと比べると約20倍。auじぶん銀行も今年2度金利を上げた。専門家によると、ネット銀行などより金利が低いメガバンクには実店舗があり、資産運用の相談体制が手厚いといったメリットがあるという。さまざまな視点で銀行選びをすることが大事だという。預金金利引き上げの背景にあるのが、日銀の利上げの動き。市場では日銀が来年1月までに追加利上げを行う可能性高いとの見方があり、日銀の動きが銀行の利上げ戦略に影響してくる。