モーサテ きょうのマーケット
諸我晃さんがスタジオで解説。ドル/円予想レンジ:148.80円~150.30円。ISM製造業指数の下振れを受けてドル円は反落。アメリカ・トランプ大統領が円安を懸念する発言があり、ドル円は一段安。きょうもドル円相場は上値が重い展開となりそう。注目ポイント:投機筋の円買いポジション。諸我さんは円が買われている理由について、「日銀の利上げは、市場では6月に行われる確率が5割程度と織り込まれている。政策金利の到達点といえるターミナルレートの市場織り込みは上昇。このことが日本の金利上昇と円買いにつながっていると考えられる。今後は日銀の利上げとFRBの利下げといった日米の政策金利のスタンスの違いから、年末にかけドル円相場は下落、絵弾化方向とみている。円買いポジションを早めに閉じてくるとみられ、ドル円相場は短期的には買い戻しが入りやすく、ドル高方向に向かいやすい」などと話した。