Newsモーニングサテライト きょうのマーケット
三菱UFJ信託銀行NY・横田裕矢の解説。きょうのドル円予想レンジは160.60円~162.00円。引き続き介入警戒感がありつつも円安ドル高の動きが継続しそうだ。ウォーシュ新議長はインフレ抑制を優先する姿勢を示したことで市場での年内の利上げ期待が急速に加速した。日銀会合では次の利上げ時期の示唆がなかった一方で、FRBのタカシフトの鮮明化を受けて、今後のドル円相場は一段とFRBの動向に左右されやすくなった。注目ポイントは米ドル高の持続性。FOMCで公表された経済予測では物価の不確実性と悪化の懸念が高まっていることが示されており、中東情勢が与える物価への影響を警戒している。米国とイラン間の協議の進展と原油価格の低下の影響はすぐに反映されておらず、3~6月の間でエネルギー供給懸念が与えた物価への波及の影響を見極めていく段階にある。FRBの物価に対する評価が変化するには今後数カ月の時間を要する。ドル円相場は短期的には20年7月以来の高値を超えて162円台に向かう可能性が高い。
