Mr.サンデー (ニュース)
きょう東京都心は7日連続の猛暑日となる37.3℃を観測。全国でも195地点が猛暑日となり、体温を超える危険な暑さとなった。しかし警戒すべきは暑さだけではない。国立環境研究所の中島英彰氏によると今年は紫外線の量が例年に比べ多くなっており、来月以降減るもののまだ油断できないという。紫外線は肌だけではなく、目にも深刻な影響を与えていた。さいたま市にある眼科を訪れた64歳の男性は自覚症状はなかったが角膜炎と診断され、黒目の下の部分に「目の日焼け」が起こっていた。UVカットの眼鏡に日傘と紫外線に気を使っている男性も、軽度の角膜炎と診断された。伊藤医院の有田玲子医師は「洗濯物を物干しざおに干す10分~15分ぐらいの時間だけでも、細胞に傷を付けてしまうことが分かっている」などと指摘した。そのまま放置すると視界が悪くなり、視力低下などを引き起こす可能性があるという。また眼球は網膜からつながる視神経を通して脳につながっているため、脳にストレスを与え自律神経と運動神経の両方にダメージを与えるという。これを「紫外線疲労」という。紫外線対策に良いサングラスについて、金沢医科大学の初坂奈津子助教は「UV400と記載があれば、UVについてはちゃんとカットされている」などと語った。サングラス選びのポイントについて「レンズの色(濃さ)は関係なく、フレームの横の部分の太さが重要」だという。横からの紫外線を防ぐため、フレームは太いほうが良いという。
