2025年8月24日放送 20:54 - 23:09 フジテレビ

Mr.サンデー

出演者
藤本万梨乃 八代英輝 黒岩里奈 
サンデーDOCS
画面の向こうにお金を捧げて…投げ銭にハマる人たちが求めるものは?

ライブ配信での投げ銭にお金を注ぐ人々。アプリ内で課金し、ボタンをタップするだけで配信者にギフト(金銭)を贈ることができる。ライブ配信を行う「ライバー」は大半が一般の人だが、平日午後9時にあるライブ配信アプリでライバーの人数を数えてみると1000人以上が生配信をしていた。今や「投げ銭サービス」の国内潜在市場規模は約3106億円で、日本の音楽ソフトやアニメ制作の市場規模にも匹敵する。アニソン歌手を夢見て熱唱する女性や、サックスを演奏する女性、ゲーム実況をする人など、世代も性別も関係なく思い思いに行われるライブ配信。その配信に今多くの人がハマり、時には高額の投げ銭が飛び交っていた。ライバーのしめさばさんは、5分間で約40万円を稼いだことがあるという。番組が現在進行系で投げ銭にハマっている人たちを取材すると、見えてきたのは孤独や生きづらさとそれぞれの幸せだった。

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総額200万円 推しを応援したい?

会社員のレイさん(35歳)は大手企業に勤め年収約900万円だが、約1年前に始めた投げ銭のために自炊をして節約を心がけているという。これまでに使った投げ銭の総額は約200万円。レイさんがハマっているライバーは現役占い師の瀧ひとみさんで、何気ない雑談の途中にアイテムを購入して相手におくる形で行われる。買えるアイテムはさまざまで、数円から数十万円に及ぶものもある。レイさんは1時間に及ぶライブ配信で合計7500円相当の投げ銭を行ったが、「後悔はなく、楽しかったからよかった。明日も配信のために仕事頑張ろう!みたいな」などと語った。しかしライバー約50人によるファッションショーへの出演権を争うイベントでは、約30万円の超高額な投げ銭をしていた。レイさんは今年3月に妻と離婚し、家族がいなくなった寂しさを紛らわせるため投げ銭を続けている一面もあるという。

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生配信 親指タップで推し活!妻と娘は…

家族と暮らしながら投げ銭にハマっている男性もいる。運送会社に勤める吉田さん(仮名・52歳)はライブ配信を見始めて約6年がたつというが、投げ銭は楽しみから苦しみへと変わっていた。妻と娘と暮らす吉田さんだが、仕事を終えると自分の部屋にこもりスマホと向き合うのが日課だという。

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預金崩して“推し”を応援!妻と娘は…

投げ銭にハマっている吉田さんが前日に課金した履歴を見ると、1日で約10万円を投じていた。男性の部屋には女性ライバーのグッズや直筆メッセージがあった。5万円以上の投げ銭をした時に返礼品として送られてきたという。その女性ライバーには毎月平均10万円前後の投げ銭を行い、120万円あった預金は半分以下になったという。なぜ投げ銭にハマったのか、吉田さんは「家庭で感じていた孤独を埋められた」という。運送会社で働く月収は手取り約22万円で、家に生活費を10万円入れ残りをほぼ投げ銭に注ぎ込んできた。投げ銭を優先し失ったものも多く、いつしか楽しみから苦しみに変わってきたという。

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母が直面した危機 娘がお金欲しさに…

娘が中学1年生の時に投げ銭にハマり、まさかの事態に陥った女性も。娘は投げ銭代を稼ぐためにパパ活まで行っており、本人によるとファミレスで1時間話をしただけだったというが、危険な目に遭っていた可能性もある。女性は、こうしたトラブルはどの家庭でも起こり得ると語った。一線を超えると危険を秘めた投げ銭だが、無理なく利用し日々の癒やしを得ている人もいる。東条虹希さん(30歳)はパートで働きながら母や祖母の介護をしているが、家庭内でストレスを感じているという。パート収入は月約3万~5万円だが、その中でVTuberのBちゃんに投げ銭を続けている。

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人気ライバーが見せた意外な行動

ライバー側も意外な理由で配信している人がいるという。人気のライバーを訪ねると、配信場所は一般家庭のリビングだった。

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(番組宣伝)
芸能人が本気で考えた!ドッキリGP ドッキリも地球を救う 4時間テレビSP

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僕達はまだその星の校則を知らない

「僕達はまだその星の校則を知らない」の番組宣伝。

サンデーDOCS
人気ライバーが見せた意外な行動

番組が訪ねたのは、ライバーのぽんれいさん(35歳)。ふだん配信を行っているのは夫と2人暮らしの自宅リビングで、本業はベビーシッターだという。ライブ配信歴7年で、多いときには週5日配信し熱烈な支持を得ている。配信が始まると、とりとめのない雑談が続いていく。30代の会社員れな。さんは対面の人付き合いが苦手で、ぽんれいさんの飾らない雑談に心ひかれたという。ぽんれいさんは「日常の一部をみんなと共有しながら、ただ話をする。しょうもないことを共有したい」などと話した。

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明日夜のラインナップ

「ネプリーグSP」、ドラマ「明日はもっと、いい日になる」、ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」の番組宣伝。

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生配信が支えに?飾らない日常の気楽さ

ライバーのぽんれいさんのおおらかで飾らない配信が、見る人たちに癒やしを与えていた。30代の会社員れな。さんは「程よい距離感で会話ができて、居心地の良さを感じる」などと語った。

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ツイキャス
オープニングトーク

投げ銭にハマる人々について、編集者の黒岩里奈は「お金を払っている側と受け取っている側が何のお金なのかお互いに合意が取れている状態だと健康的だが、バランスを取るのが難しそう」などとコメント。国際弁護士の八代英輝は「基本的に男女間の推し活の延長かと思ったら、ぽんれいさんのように投げ銭目当てではない配信もある。一方で承認欲求が肥大化していくものもあり、それぞれなんだと思った。見る側、応援する側は消費者であり、消費者を保護する何らかの法制度が必要になってくる」などとコメントした。

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ぽんれいツイキャス宮根誠司
カメラが捉えた週末ニュース
都心37℃超 今年一番の暑さ 祭り対策は

東京では体温超えの暑さとなり、吹き出す汗が止まらない。

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原宿駅渋谷区(東京)
甲子園決勝 沖縄の街から“人が消えた”

きのう夏の甲子園で初優勝を果たした沖縄尚学。その時、沖縄の街から人が消えた。

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沖縄尚学高等学校・附属中学校沖縄県第107回全国高等学校野球選手権大会
夏の甲子園 初優勝!沖縄尚学が凱旋

きょう午後、沖縄・那覇空港に真紅の優勝旗とともに沖縄尚学野球部が凱旋した。きのう4万5600人の大観衆を前に、強豪・日大三高を逆転で破り悲願の初優勝を果たした。一方地元沖縄では、街がとんでもないことになっていた。

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日本大学第三中学校・高等学校沖縄県第107回全国高等学校野球選手権大会那覇空港
甲子園決勝 沖縄の街から“人が消えた”

決勝当日のきのう朝は多くの人や車が行き交う那覇市の中心街だったが、試合開始の午前10時が近づくと徐々にその姿が消えていった。商店街のど真ん中では即席のパブリックビューイングが行われ、集まった人たちは高校球児さながらの眼差しで画面を見つめていた。普段は客が行き交う市場では人気がなく閑散としており、魚屋と八百屋の店主が「商売は後回し」とテレビに釘付けになっていた。県内最大級のショッピングモールでは、試合が映されているモニターを多くの人が見ていた。初優勝の瞬間、沖縄全体が歓喜に包まれた。なぜこれほど、沖縄の人たちは高校野球に夢中になるのだろうか。

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JAおきなわ中部農連市場Mr.サンデーイオンモール沖縄ライカムフジテレビジョン北中城村(沖縄)沖縄尚学高等学校・附属中学校沖縄市(沖縄)那覇市(沖縄)
沖縄が熱狂の理由 捨てられた甲子園の土

そこには沖縄と沖縄の球児たちが歩んできた歴史があるという。1958年、アメリカ統治下の沖縄から首里高校が県勢初の甲子園出場を果たした。初戦で敗れ、記念に持ち帰った甲子園の土は「植物防疫法に触れる」との理由で没収され海に捨てられた。戦後80年、球児たちが歩んできた苦難の歴史が沖縄の人たちをひとつにしているという。

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朝日新聞社沖縄県沖縄県立首里高等学校那覇市第一牧志公設市場阪神甲子園球場
甲子園決勝 沖縄の街から“人が消えた”

八代英輝は「沖縄の人たちの熱い思いが伝わってきた」などとコメント。黒岩里奈は「序盤に甲子園や野球部のあり方が問い直される事件もあったが、こういう清々しい話はたまらない」などとコメントした。

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イオンモール沖縄ライカム第107回全国高等学校野球選手権大会
(ニュース)
きょう東京で今年最高気温 酷暑で急増「紫外線疲労」の実態

きょう東京都心は7日連続の猛暑日となる37.3℃を観測。全国でも195地点が猛暑日となり、体温を超える危険な暑さとなった。しかし警戒すべきは暑さだけではない。国立環境研究所の中島英彰氏によると今年は紫外線の量が例年に比べ多くなっており、来月以降減るもののまだ油断できないという。紫外線は肌だけではなく、目にも深刻な影響を与えていた。さいたま市にある眼科を訪れた64歳の男性は自覚症状はなかったが角膜炎と診断され、黒目の下の部分に「目の日焼け」が起こっていた。UVカットの眼鏡に日傘と紫外線に気を使っている男性も、軽度の角膜炎と診断された。伊藤医院の有田玲子医師は「洗濯物を物干しざおに干す10分~15分ぐらいの時間だけでも、細胞に傷を付けてしまうことが分かっている」などと指摘した。そのまま放置すると視界が悪くなり、視力低下などを引き起こす可能性があるという。また眼球は網膜からつながる視神経を通して脳につながっているため、脳にストレスを与え自律神経と運動神経の両方にダメージを与えるという。これを「紫外線疲労」という。紫外線対策に良いサングラスについて、金沢医科大学の初坂奈津子助教は「UV400と記載があれば、UVについてはちゃんとカットされている」などと語った。サングラス選びのポイントについて「レンズの色(濃さ)は関係なく、フレームの横の部分の太さが重要」だという。横からの紫外線を防ぐため、フレームは太いほうが良いという。

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