2025年8月24日放送 20:54 - 23:09 フジテレビ

Mr.サンデー

出演者
藤本万梨乃 八代英輝 黒岩里奈 
カメラが捉えた週末ニュース
夏の甲子園 初優勝!沖縄尚学が凱旋

きょう午後、沖縄・那覇空港に真紅の優勝旗とともに沖縄尚学野球部が凱旋した。きのう4万5600人の大観衆を前に、強豪・日大三高を逆転で破り悲願の初優勝を果たした。一方地元沖縄では、街がとんでもないことになっていた。

甲子園決勝 沖縄の街から“人が消えた”

決勝当日のきのう朝は多くの人や車が行き交う那覇市の中心街だったが、試合開始の午前10時が近づくと徐々にその姿が消えていった。商店街のど真ん中では即席のパブリックビューイングが行われ、集まった人たちは高校球児さながらの眼差しで画面を見つめていた。普段は客が行き交う市場では人気がなく閑散としており、魚屋と八百屋の店主が「商売は後回し」とテレビに釘付けになっていた。県内最大級のショッピングモールでは、試合が映されているモニターを多くの人が見ていた。初優勝の瞬間、沖縄全体が歓喜に包まれた。なぜこれほど、沖縄の人たちは高校野球に夢中になるのだろうか。

沖縄が熱狂の理由 捨てられた甲子園の土

そこには沖縄と沖縄の球児たちが歩んできた歴史があるという。1958年、アメリカ統治下の沖縄から首里高校が県勢初の甲子園出場を果たした。初戦で敗れ、記念に持ち帰った甲子園の土は「植物防疫法に触れる」との理由で没収され海に捨てられた。戦後80年、球児たちが歩んできた苦難の歴史が沖縄の人たちをひとつにしているという。

甲子園決勝 沖縄の街から“人が消えた”

八代英輝は「沖縄の人たちの熱い思いが伝わってきた」などとコメント。黒岩里奈は「序盤に甲子園や野球部のあり方が問い直される事件もあったが、こういう清々しい話はたまらない」などとコメントした。

(ニュース)
神戸24歳女性刺殺事件 女性は「全く知らない人」逮捕男の“二面性と過去”

殺人容疑で逮捕・送検された容疑者は、神戸市中央区のマンションで24歳の女性をナイフで刺し殺害した疑いが持たれている。帰宅する女性の後についてオートロックをすり抜けエレベーターで羽交い締めにし、胸など複数箇所を刺したとみられている。容疑者は事件の3日間前から現場近くのホテルに宿泊し、事件当日女性が勤務先を出てまもなくから後をつけていた様子を複数の防犯カメラが捉えていた。容疑者は同じ電車に乗り込み、女性の職場付近から50分以上尾行していたとみられている。事件が起きたのは神戸市だが、容疑者が逮捕されたのは東京・奥多摩町。容疑者は女性について「全く知らない人だ」と語っている。容疑者が勤務先に提出した履歴書を見ると、大阪の中学を卒業後コンピューター関係の学校へ進学し、退学後に飲食関係の会社に勤めた後11年間神戸市の建築会社に勤めていた。容疑者と付き合いがあったという元同僚は「黙々と仕事をする普通の子。暴力のイメージはない。女性好きではなく、硬派な印象だった」などと語った。しかし2022年、容疑者は23歳の女性が住む神戸市中央区のマンションに侵入し首を絞めて殺害しようとしたとして、殺人未遂の容疑で逮捕された。2つの事件にはいくつかの共通点があり、現場は共に神戸市中央区のマンションで発生時刻も午後7時台。関係者によると、当時容疑者は「自宅付近で何回か見かけ、一方的に好意を向けていた面識のない人を狙った」と語っていたという。

容疑者(35)の“二面性”と“3年前事件”

容疑者が2年前から勤めていた都内の会社では、3年前に神戸市で起こした事件について何も言わずに働き始めたという。働きぶりは真面目だったが、今年1月の正月休みで帰省したあと無断欠勤をし1週間後に帰ってきたという。今回もまた休み明けに無断欠勤をし、元同僚は「帰れない事情があるなら連絡ください」とメールを送ったが返信はなかった。その6時間後、容疑者は殺人事件の容疑者として逮捕された。

中継 神戸24歳女性刺殺で最新情報

取り調べが行われている兵庫県警葺合署から中継でレポート。容疑者はきょう午前に神戸地検に身柄を送検された。容疑者の現在の様子について、落ち着いて取り調べに応じているものとみられる。捜査の最大の焦点は犯行の動機で、容疑者は被害者の女性について「全く知らない人」と供述している。面識の有無については警察が捜査をしているが、どうして面識がない人を50分以上も尾行したのか、なぜ何の落ち度もない女性が殺害されたのか、多くの不明な点が残っている。容疑者は女性が職場を出た近辺から尾行を始め、自宅に着くまでずっと尾行していたとみられている。

「全く知らない人」容疑者(35)動機は

神戸市のマンションで24歳の女性が刺殺された事件について、容疑者は3年前にも同じ神戸市で別の女性の首を締めたとして殺人未遂で逮捕されていた。八代英輝は「人の目のないところで女性に加害行為を行う点は共通している。最初はナイフは脅しのつもりで持っていて、抵抗されたから刺したなど殺害の計画性は曖昧だった可能性もある」などとコメントした。

きょう東京で今年最高気温 酷暑で急増「紫外線疲労」の実態

きょう東京都心は7日連続の猛暑日となる37.3℃を観測。全国でも195地点が猛暑日となり、体温を超える危険な暑さとなった。しかし警戒すべきは暑さだけではない。国立環境研究所の中島英彰氏によると今年は紫外線の量が例年に比べ多くなっており、来月以降減るもののまだ油断できないという。紫外線は肌だけではなく、目にも深刻な影響を与えていた。さいたま市にある眼科を訪れた64歳の男性は自覚症状はなかったが角膜炎と診断され、黒目の下の部分に「目の日焼け」が起こっていた。UVカットの眼鏡に日傘と紫外線に気を使っている男性も、軽度の角膜炎と診断された。伊藤医院の有田玲子医師は「洗濯物を物干しざおに干す10分~15分ぐらいの時間だけでも、細胞に傷を付けてしまうことが分かっている」などと指摘した。そのまま放置すると視界が悪くなり、視力低下などを引き起こす可能性があるという。また眼球は網膜からつながる視神経を通して脳につながっているため、脳にストレスを与え自律神経と運動神経の両方にダメージを与えるという。これを「紫外線疲労」という。紫外線対策に良いサングラスについて、金沢医科大学の初坂奈津子助教は「UV400と記載があれば、UVについてはちゃんとカットされている」などと語った。サングラス選びのポイントについて「レンズの色(濃さ)は関係なく、フレームの横の部分の太さが重要」だという。横からの紫外線を防ぐため、フレームは太いほうが良いという。

「角膜に傷」も 紫外線で“目の日焼け”

子どもの紫外線のリスクについて。伊藤医院・眼科医学博士・有田玲子医師によると、子どもは目の水晶体がやわらかく透明、瞳孔が大きい、野外で活動することが多いため紫外線が目の奥に入りやすい。対策が遅れると30代~40代で白内障を発症するリスクもある。しかし、紫外線は骨を形成するために必要なビタミンDを体の中で生み出す効果があるため紫外線対策をして外出することが重要。UVカットサングラスを着用、紫外線量の多い時間帯(午前10時~午後2時)は避ける。八代弁護士は「オーストラリアでは生徒が郊外活動する際に日焼け止めを塗り長袖を着用しサングラスをかけることが常識になりつつある」と指摘。

立ちはだかった副校長 侵入のクマと対峙“緊迫の一部始終”

今月18日午前8時すぎ、岩手県「滝沢市立一本木中学校」で部活のため登校してきた生徒がクマに遭遇。防犯カメラ映像によると、クマは校舎の出入り口付近を行ったり来たりしていた。生徒らは校舎内に避難し扉を閉めたがクマは別の出入り口から侵入。駆けつけた伊藤伸副校長がクマと対峙した。伊藤副校長は「子グマと判断したので親グマがいるのではと心配した」と話す。その後、クマは校舎外へ出ていったという。生徒らにけがはなし。周辺では今月4日、9日に住宅でクマの親子、先月30日には小学校で目撃されている。滝沢市のクマ出没情報は今年4月以降97件(去年1年間59件)。市は対策を強化するとしている。

カメラが捉えた“ゾンビたばこ” 危険ドラッグを沖縄で乱用

ゾンビたばこを使用したとみられる人物を捉えたSNS映像を紹介(中国、台湾)。ゾンビたばこを吸引すると手足がしびれ、けいれんし、まるでゾンビのようになる。法科学研究センター・雨宮正欣所長は「ゾンビたばこはエトミデートという麻酔導入薬や鎮静剤として使われるような医薬品を含んだものを気化させて電子たばこで使うことが多い」と指摘。エトミデートは日本で未承認の医薬品成分。厚生労働省は今年5月にエトミデートを所持や使用、販売などを禁止する指定薬物に認定した。しかし、沖縄県でゾンビたばこ所持による逮捕者が相次いでいる(那覇市、浦添市)。沖縄で薬物更生に取り組む「琉球GAIA」によると「去年夏ごろから沖縄で、特に10~20代前半の間で流行し始めた」。

香港の元常習者は「2~3カ月吸ったら肺炎や気管支炎、ぜんそくになった」、台湾の元常習者は「記憶が飛び、目覚めたら足のあちこちにアザができていた」と話す。法科学研究センター・雨宮所長によると「ゾンビたばこの流入経路としては東アジアの台湾や香港から地理的に近い沖縄に入ったと推定される」。ゾンビたばこの全国拡大が懸念されている。

カメラが捉えた“コンカフェ”窃盗 高級シャンパン袋詰め 犯行一部始終

今月21日午前11時すぎ、「コンセプトカフェ」(東京・新宿 歌舞伎町)で窃盗事件が発生。犯行の様子を捉えた防犯カメラ映像を紹介。魔法少女「PuiPui a la mode」オーナーは「犯人は確実に客ではなく知り合い関係でもない」と話す。

歌舞伎町“コンカフェ”高級酒 窃盗全容

歌舞伎町のコンセプトカフェ「魔法少女PuiPui a la mode」で高級酒が窃盗にあった。解錠確率1/10000の鍵を開けて侵入したという。被害総額は40万円以上。店は被害届を出した。

(特集)
閉場直前“孤島”の大ピンチ “オールナイト万博”の舞台裏

停電が午後9時28分に起き、地下鉄大阪メトロ中央線・夢洲駅で約3万8000人が足止めされた。会場で残った人たちは万博で徹夜になった。

「絶望」も優しさあふれた“徹夜万博”

神奈川県から訪れていた松田さん一家の紹介。妹のカナちゃんバッグがなくなった。閉場時間ギリギリに忘れ物センターにあつまるというので、待っていたら、停電で足止め。仕方なく会場に戻ったという。ポルトガルパビリオンスーパーバイザー・マシャ・バンジュルさんは「ビールを売ったら?」、ポルトガルレストランスタッフ・澤田さん、オーナー・塩谷さんは「ビールを販売してもいいですか」「レストランオープンしてもいいですか」とベルナルド・アマラル館長と話したという。規則を破り、大音量で音楽をかけ始めた。神戸から来ていた新藤さん一家は通りかかり、「いい感じの雰囲気だった」という。ポルトガル館はレストランもVIPルームも開放した。万博協会の人たちがやってきた。

「ルール破り」オールナイト万博 舞台裏

ポルトガル館に万博協会の人たちがやってきた。ベルナルド・アマラル館長は「感謝を伝えられた」という。SNSの投稿の紹介。オランダ館・ナルディ・ヨンカースプロジェクトマネージャー補佐はオランダ館を開放、ミッフィー耳を配った。「ミッフィーと日本人は写真を撮った」という。ドイツのパビリオンの方がグミを配ってくれた。楽しい思い出に変化した。大阪ヘルスケアパビリオンでは計2000人が休息、電力館可能性のタマゴたちではスマホの充電設備を設置しサポートした。ソウルLive!・平山店長は無料で配布し、「翌日の営業は品切れだった」という。パビリオンのコンサートホールを開放したチェコパピリオン・寒河江館長は朝日が見えるかなと屋上を開放した。滝本さんは朝日を撮影したと話した。オランダ館のナルディさんのもとに感謝の手紙が届いたという。ベルナルドさんは子どもが折り紙の手裏剣をくれたという。トラブルから生まれたのは、世界中の人が互いを思い合う光景だった。

“互いを思い合う光景” 徹夜万博 舞台裏

黒岩は「ハンディキャップがある人や小さいお子さんにとってはしんどい夜だったと思う。でも現場の方の素敵な機転でいい夜だったなと思う」とコメントした。

(気象情報)
気象情報

気象情報を伝えた。

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