NHKニュース7 (ニュース)
加藤財務大臣や証券関係者などが出席した東京証券取引所の大発会。きょうの東京株式市場は値上がりする場面もあったが、世界経済の先行きへの慎重な見方を背景に売り注文が広がり、日経平均株価は500円以上値下がりした。円相場は1ドル157円台後半で取引された。追加の利上げ時期について、日銀・植田総裁はどのようなタイミングで進めるかは今後の経済・物価・金融情勢次第などと話した。連合・芳野会長は今年の春闘をめぐって、中小・小規模事業者の賃上げがポイント、政府には環境整備を期待したいと述べた。大手証券会社のトップは株価の上昇を期待する声が聞かれた。一方、アメリカのトランプ次期大統領の政策やその影響が焦点になるという見方を示している。